

私が22歳の秋に君は、突然亡くなった前の子の悲しみが忘れられなくて、ペットショップで売れ残っていた君を我が家に招いた。元々わがままな君は、とても手がかかったけれど、いつも奥多摩に出かけるドライブでは尻尾を振りながら、楽しみに窓の景色を眺めていました。あれから15年が経ち、昨日の夕方、苦しむ事無く、君は天国に旅立った。ベットの傍らには、いつも君と一緒に過ごしてきた、妹が傍から離れずにずっと一緒にいてくれた。亡くなる三日前から、あまりなつかなかった父の傍で、懐かしい奥多摩のドライブの事を振り返りながら、父のお腹の中で包まれながら、感謝していたのかな?
投稿日:2016/11/10 投稿者:かっくん さん (埼玉県・30代・男性)