投稿日:2014/03/03 投稿者:nyankonosimobe さん (大阪府・50代・女性)

大好きな父が亡くなり、しばらく消沈していた私を元気づけるため、
ちょっとドライブでもしようと妹が誘ってくれました。
行き先は決めずに何となく走って、朝からずっと走り続け、
もう夕方だなあと言ってふと小高い山に入って行った時、木々の間の開かれた空間に見えたのは、黒々とした富士山のシルエットでした。「ああ、うちの富士の絵と同じだ」と妹がつぶやきました。それは若き父が描いた絵と寸分たがわぬ富士の山。来るべきところに連れてきてくれんだと、涙が溢れました。
とてもとてもどっしりとしていて綺麗でした。