

南会津郡に隣接した山深い昭和村は、只見に出かけるたびに訪れる地です。どこから行っても九十九折の狭い峠道を走るのですが、そんな秘境の地だからこそ恵まれた自然がたくさんあります。うだるような暑さの中、駒止湿原を目指してドライブ中、小さな標識に従ってハンドルを左に切りましたら、夏草生い茂る未舗装の狭い林道。ゴトゴト車を走らせ少し心配になってきた頃目の前に素敵な滝が・・・。苔むした岩肌を流れる水に身も心も癒されました。横に”冷湖の霊泉”と書いた看板がひっそりとありました。困難な道を行ったからこそ出会えた景色でした。そのあと駒止湿原にも無事到着し、真夏の湿原を心地良い高原の風を感じながら散策しました。