私の実家は富士山が良く見える場所にあり、子供の頃から「そこにある山」と言った感じでした。遠くの方が、テレビで「わぁ!富士山だ!」と喜んでいても、縁の無い話という感じでした。そんな私が結婚を機に、実家から30キロ程離れた場所に引越しをして、新居からは富士山を見ることができなくなりました。普段は富士山の存在を気にしていなかったのに、いざ見ることができなくなると、今度はとても気になるようになってしまいました。久しぶりに実家に帰った際、ドライブの途中で高速から見た富士山に、「わぁ!富士山だ!」と子供のように喜んでしまったのは私です。富士山は、日本人の心のよりどころなのだとしみじみと感じた件でした。
投稿日:2014/09/13 投稿者:ppo**ai さん (神奈川県・30代・女性)