子供の誕生に合わせ、セレナに替えたのは、平成12年6月。その年の9月、仕事からの帰宅途中に大雨が降り出しました。
雨は絶え間なく降り続き、川を横切る橋の手前の道路は20センチほど冠水していました。
アクセルを吹かしながら、ゆっくりと橋に上がり、向こう側の様子を見るために、車を停め、歩いて橋を越えました。向こう側の冠水は膝上の高さ。
「雨が小降りになるまでは帰れないな」と考え、セレナに戻り、シートをフラットにして横になりました。
結局朝まで雨はやまず、その雨は「東海豪雨」と呼ばれました。
激しい雨の音を聞きながらの不安な一夜でしたが、大きなセレナの車内で安心できたのも確かです。