投稿日:2013/08/30 投稿者:NATSUKASHI さん (神奈川県・60代・男性)

妻の生まれ故郷である新潟県新発田市へ帰省する。愛車グロリアを駆り関越トンネルを抜け行くと、心底和む田園風景が広がる。この風景を目にするといつも、込み上げてくるものがある。これまで、様々な出来事を共に笑い時に泣きともに超えて来た妻の存在。
その妻の幼少期を育んでくれた山々、水や空気や眼前に広がる景色に、全てに、言い尽くせない感謝の気持ちが湧き上がる。
列車を利用することもある。けれど、やはり愛車での旅は特別である。思い出や反省や期待や様々な想いが同乗し、会話も心も煌めく気がする。ターボエンジンで、旅の道すがらも楽しみが増幅して行く心持ちになる。あの樹々のトンネルをくぐれば、そこが我が家だ。