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仕上がりに差が出る!こだわりの洗車術 1/2

洗車はなぜ必要?
見た目をキレイにというのはもちろんのこと、酸性雨や鳥の糞など、過酷な環境にさらされているボディをケアするためにも定期的な洗車は必要です。また洗車をすることで、普段は気がつかないボディの傷やタイヤの摩耗、レンズカバー類の割れなど、愛車の健康状態も知ることができます。
お気に入りのクルマを、もうひと手間かけてでももっとキレイに洗車したい!そんなキレイ好きな人におすすめの、こだわり洗車に挑戦してみませんか?
最近、洗車してますか?以下の項目のうち、2つ以上当てはまったら、早めの洗車を!
○ 屋外駐車場を利用している
○ 鳥の糞などの目立つ汚れを放置している
○ 舗装されていない道路をよく利用する
○ 2ヶ月以上洗車をしていない

洗車前に道具・天気・服装をチェック!

洗車中のクルマのボディはワックスで保護されていない状態になるので、強い日光にさらされない曇りの日を選んで洗車作業するように心がけて。また、走行後はボンネットが熱くなっていることもあるので、しばらくおいてからにしましょう。

POINT1
使いやすい道具を揃えよう!

バケツや、カーシャンプー、洗車用スポンジなどは必須アイテム。ふき取り用に、タオルよりも吸水性の高い人工セーム革も用意したい。タイヤ周辺用のブラシは大小・長短で数種類のほか、使い古した歯ブラシもあると便利。

POINT2
作業しやすい服装で

キズ防止のため、指輪や腕時計ははずそう。
動きやすい服装で、クルマにキズをつけないものを。エプロンとゴム手袋を用意しておけば、クルマをキズつけにくく、服の汚れを気にせず作業できます。
室内をそうじするならこちら
秘伝!車内キレイ術

仕上がりに差が出る「重点ポイント」はココ!

ここを念入りに洗えば仕上がりがもっとキレイにみえる!そんな洗車重点ポイントを徹底攻略!

【1】ナンバープレート周辺

こびりついた虫の死骸はガラスクリーナーが有効。シューっと吹きかけて、しばらくおけば、スポンジ洗いで簡単に取り除けます。
スポンジが届かない細かい部分には、歯ブラシを。
POINT
汚れのひどい部分には、セラミック粘土を。さらに少量のコンパウンドで磨けば、新品なみの白さがよみがえります。

【2】窓枠周辺

泡立てたシャンプーをたっぷりとつけ、歯ブラシなどで細かな部分まで磨く。
POINT
窓枠とガラスの隙間にペーパータオルと先端を折り曲げた爪楊枝をあてて移動させると、隙間に隠れた汚れまでキレイに!

【3】タイヤハウス・ホイール周辺

1.タイヤにたっぷりと泡をつけ、ブラシで強めに磨きましょう。
ホイールを傷つけないようタイヤのラバー部分だけを洗います。
2.タイヤが終わったら、柄の長いブラシで
タイヤハウスを磨きます。作業がしやすいよう、ハンドルを切ってタイヤをずらしておくといいでしょう。
POINT
ホイールはキズがつきやすい部分なので、毛並みのやわらかい専用ブラシで。複雑な形状をしているので、大小さまざまなブラシ・スポンジがあると便利です。
監修:モータージャーナリスト 菰田 潔

菰田潔(こもだきよし)
モータージャーナリスト

交通安全や安全運転に関する判りやすい講演で定評。

自動車が好きというより、運転することが好きなモータージャーナリスト。
日本自動車ジャーナリスト協会副会長をはじめ、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、BMWドライバー・トレーニングのチーフインストラクターなどを兼務。また警察庁・交通企画課の違法駐車問題対策懇談会の委員を勤めるなど、自動車業界の多彩なフィールドで活躍している。
著書には「BMWの運転テクニック」(スコラ)や「BMWの運転テクニック2002」(メディアファクトリー)など。

※2015年9月更新(2006年10月公開)
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