乃木神社は全国に一杯あるけど、生家はここ。乃木神社・生家・宝物殿がそろっている。結構な広さと、充実度で見所が多かった。まず乃木神社。学問の神様として祭られている。お守りを売ってるところで乃木関係の資料も充実。びっくりしたのが「水師営の会見」の楽譜が売られていて、歌詞が９番まであった事。大体皆１番しか知らない。神社の方の話によると作詞した佐佐木信綱氏が乃木から直接聞いた事を歌にしたらしく、感慨深い。そこから左に行くとなんと「さざれ石」があったり、乃木夫妻の銅像やステッセルから貰った愛馬寿号の像がある。さらに行くと生家と二百三高地からもって帰ったであろう松まである。宝物殿は「英雄乃木」としてではなく日用品から趣味で集めた石（乃木は石が好きだったらしい。あらゆるところから拾ってきた石がある）、愛馬の馬具などあって、面白い。ドラマとかで興味もった人は「小説の乃木」ではなく「人間としての乃木」に触れる機会かもしれない。