年に数回長野を訪れますが、毎回必ず立ち寄る場所があります。長野自動車道の梓川SA（上り）です。初めて立ち寄った時はたまたま長時間の高速ドライブの休憩にでしたが、今やひとつの目的場所になっています。そこまで私のこころを掴むものとは・・・「野沢菜パン」です！パンの神戸屋、それもこの梓川SA（上り）店でしか売っていないという限定感、長野感満点のもの。長野の郷土食「おやき」のようなかたちのすこしもっちりとした薄皮のパンのなかに、これでもかと包まれた野沢菜。マヨネーズであえてあるらしいですがごく隠し味程度で、野沢菜の風味や歯ごたえがしっかり残っている絶妙な味付けなのです。私が長野に行ってくるというと、そのパンの存在を知る友人はほかに名物がたくさんあるにもかかわらず「あれを・・・」と野沢菜パンを頼む始末。一度食べたら虜になってしまうようです。おまけにこのSAはロケーションもよく、特にアルプスに雪が降る季節は疲れも吹き飛ぶ眺めです。