行楽地や観光地など、遠出ドライブに高速道路の利用は欠かせません。うまく利用すれば行動範囲はグンと広がりますが、高速道路を走るのが苦手という人も多いのではないでしょうか?
確かに、合流や車線変更、料金所など、高速道路ならではの難関がいくつもありますが、コツさえつかめばむずかしいことはありません。
さらに高速道路は、休憩施設が充実しています。サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)では、ご当地グルメなどが楽しめる場所も! 今回は、ドライブをより楽しいものにするために、高速道路の走り方から活用のコツまでをお届けします。
高速道路ドライブで大切なのが車間距離です。 余裕をもって広めにとることで、早めに対応ができ、安全なだけでなく、燃費などにも好影響を与えます。前の車との距離を目視するのではなく、橋などの目標を決めて、前走車から2秒後に通過するように走行すれば、うまく最適な車間距離をとることができます。
まずは一般道から入口へ、そして本線へと入ってみましょう。料金所、そして本線での合流など、ただなんとなく通過するだけでなく、スピードを落とすところは落とす。逆に加速するところはキッチリとするなど、メリハリのあるドライブを心がけましょう。
高速の入口が見えてきたら、あせらずに進入路に沿って中にゆっくりと進んでいきます。
料金所でいくつかレーンがある場合、車線変更はできるだけしないように、直進して入れる一番近いレーンを通過するようにします。
進行方向によって道がふたつにわかれていることがあります。分岐点のできるだけ手前から確認し、行きたい方向を判断しましょう。
加速車線では、合流する合図のウインカーを早めに出して、アクセルを踏み込みます。走行車線の車両と速度差があると合流がむずかしくなるので、まわりの状況を見て怖がらずに加速します。
前走車と後続車の間隔をよく見てゆっくりとハンドルを切って合流します。加速車線はある程度の距離が確保されているので、無理に割り込まなくてもスムーズに合流できます。
合流したら、走行車線を走行。必要に応じてアクセルを踏んで調整して流れにあわせるようにします。これで合流は完了です。
高速道路では、交差点や信号もなく、すべてのクルマが同じ方向に走っているため、自分だけのリズムで走ってしまいがちです。走行中は、ひとりで走っているわけではないということを覚えておき、走行車線では流れに乗ってうまく走り、追い越しはタイミングよく、周囲の流れを乱さないことがポイントとなります。
走行車線を流れにあわせて走っていても前走車に追いつくことがあります。この場合、流れは乱さないよう、スムーズに車線変更します。
余裕をもって早めにウインカーを出して追い越し車線に出ます。その際には右後ろの死角にとくに注意。速度も追い越し車線を走る車両より速めにします。
追い越しを完了したら、走行車線に戻ります。追い越した車両との間隔がしっかりと確保できているかをサイドミラーで確認して、走行車線に戻ります。
事前に渋滞情報をできるだけ得るようにして、目的地方面に渋滞が発生していないかを把握しておきます。
渋滞が前方に発生していたら、ゆっくりと減速。同時にハザードを出して後続車に減速することを知らせます。
渋滞時はすり抜けてくるバイクと衝突することもあり、無闇に車線変更をするのは危険。同じ車線をキープします。
ETCを利用している方も多いと思いますが、差しっぱなしでクルマを離れるのは防犯上非常に危険です。
空気圧が低いと、走行時にクルマが安定しなくなるだけでなく、ブレーキの利きが悪くなったり、燃費の悪化にも。タイヤの表面に異常がないかもあわせて確認します。
高速道路では燃費が向上しますが、走行距離も伸びます。ガソリンの消費量は常にチェックしましょう。
SAにはガソリンスタンドがあることが多かったりしますが、具体的な施設内容よりも全体の規模で区別されています。またSAが約60kmごと。PAは隣のSA/PAから約20kmごとに設置されています。
駐車場はスムーズに停められるように停める向きが決まっているので、慌てないで停められます。通路は通行方向が決まっているので、逆走は危険です。
行楽シーズンではトイレが混むことが多く見受けられます。ギリギリまで我慢するのではなく、早めのトイレ休憩を心がけましょう。
本線上の渋滞掲示板よりも多くの渋滞情報が提供されています。渋滞の状況にあわせて臨機応変にプランの変更も可能です。
エリアコンシェルジュが、ドライブスポットの相談にも乗ってくれ、パンフレットなどももらえます。
通常メニュー以外にも、朝粥など食に力を入れているSAも多く、ドライブをより楽しいものにしてくれます。
土産コーナーには、地元名産品だけでなく、名店スイーツなどもそろっています。
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