耳の奥にある三半規管中にはリンパ液が入っています。ここで体の傾きを察知して、脳に信号を送ることで、人間は身体のバランスを保っています。クルマに乗ると、このリンパ液が揺さぶられるうえに、「自分はじっとしている」のに、視覚的には「景色がどんどん変わる」という感覚のズレが加わります。個人差はありますが、この結果体が変調をきたし、乗り物酔いが発生してしまいます。 ※参考出典:日本自動車連盟(ジャフ) 「ドライブ・ワンポイントアドバイス」 http://www.jaf.or.jp/dguide/advice/plan5/index.htm
市販薬の「酔い止め」を服用するのも防止策のひとつです。酔いやすい体質であるとか、体調が悪い場合、事前に飲んでおくと車酔いを防止することができます。ドライブする機会が多い方は、常備しておくのもいいでしょう。
まわりの景色を見る場合、見る場所が近すぎると目に入ってくる情報量が増えて、さらに感覚を混乱させることになります。できるだけ遠くを、ゆったりと見るようにしましょう。
カーブや交差点を曲る場合に、どちらに車体が傾くのかを意識します。動きにあわせながら、常に体を真っ直ぐに保つようにします。
車酔いしたらどうしよう…、などと考え込んでいるとますます酔いやすくなります。同乗者との会話を楽しむことで、気分を紛らわせてみましょう。
酔ってしまったら、無理して進むのは禁物。いったん休憩して、外の空気を吸い込んで、気分転換しましょう。シートを倒して、体を落ち着かせるのも効果的です。ただし走行しながらシートを倒すと、さらに揺られて酔いがひどくなるので注意が必要です。
急ハンドルや急ブレーキといった乱暴な運転は車酔いの原因となります。車に酔いやすい人とドライブするなら、とくにスムーズな運転を心がけましょう。
安全運転という点からも、アクセルやブレーキ、ハンドルは余裕をもって操作しボディがあまり揺れない滑らかな操作が基本となります。
ペダルは、ゆっくりとじんわりと力を増すように踏み込んでいくのがコツです。
カーブの先に視線を向け、そこに向かっていくようにすると自然にゆっくりとハンドルを切ることができます。
車間距離が近いと、前走車にあわせてスピード調整が頻繁に必要になります。余裕を保てば、自分のペースでゆったりと走ることができます。
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