エンジンをかけたり、クルマに搭載されるさまざまな電子機器を動かす重要な役割を担っているのがバッテリーです。バッテリーそのものが不調ではエンジンをかけることすらできなくなってしまいます。
バッテリーは仕組み的に寒さに弱いという特徴があり、25度の性能を100%とすると1度下がるごとに性能も1%ずつ下がってしまいます。つまり新品でも0度になると、性能は25%もダウンしてしまうのです。劣化しているバッテリーだとさらに性能は低下するので、日頃からのメンテナンスが重要になります。
端子部分には汚れが溜まりやすく、電気の流れを妨害することもあります。表面全体をチェックして、汚れているようなら拭き取っておきます。
端子はプラスとマイナスのふたつが。プラスはカバーが付いているので、チェックが完了したらまた元に戻しましょう。
上部にあるキャップから内部の液が漏れることもあります。しっかりと閉まっているか。表面にヒビや割れがないかも確認します。
内部のバッテリー液が減ると性能が落ち、寿命も短くなってしまいます。確認しやすいように、まずは軽くゆすります。
内部は6つに分かれているので、中で液面が揺れている状態ですべての部分でラインより上にあるかを見ていきます。
内部の状態が色で判断できるインジケーターが上部に付いたタイプもあります。上から何色かを見るだけなので、手軽に点検ができます。
エアコンは夏だけでなく、冬でも重要な効果を発揮します。なかでも安全運転に関わる重要な機能が除湿です。
寒い時期は、車内外の温度差などが原因でウィンドウに曇りが発生しやすくなります。 エアコンを上手に使うことで、安全運転できるようクリーンな視界を確保しましょう。
フロントウィンドウの曇りを除去するのがデフォッガー。ウィンドウ下に吹き出し口があるので、ホコリが舞わないように拭いておきます。
ウィンドウのヒビを放置しておくと、温度差で一気に割れてしまうこともあるので、点検したうえで補修や交換します。
リアウィンドウには熱線がプリントされていて、熱くなることで曇りを取ります。プリントが切れていないかを確認。
冬、とくに雪が降るとたくさん使うのがウォッシャー液です。雪を溶かすだけでなく、泥跳ねも落としてくれます。なくなると視界が悪くなるので、補充をしておきます。
ウォッシャー液は水で薄めることもできます。ウォッシャー液の原液を入れたあとに、水をさらに補充してできるだけいっぱいになるようにしておきます。
濃度には注意が必要です。薄め過ぎると凍りやすくなります。濃度と凍結温度の関係についてはパッケージの表示に従いましょう。
ゴムが曲がったり、裂けていないか。全体にガタが出ていないかなどを点検して、不具合があるなら交換してしまいます。
リアにもワイパーが付いているクルマがほとんど。ただ、あまり作動させないので、不具合があっても気づかないことも多く、改めてしっかりと点検しておきましょう。
気温が0度以下になる夜や雪が降っている中で長時間停めるとウィンドウにワイパーが張り付いてしまいます。長時間駐車するときはワイパーを立てておきましょう。
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