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走行中のこんな「危ない」に気をつけたい 今日からはじめる危険察知術
※2009年8月取材の情報に基づきます。
※ご紹介する方法は一例です。実際には周囲の状況やおクルマに合わせて最適な方法で安全に運転してください。

クルマを運転することは、危険と常に隣り合わせと言っても過言ではありません。
不注意や判断ミスが、思わぬことになったりしますが、ちょっとしたことでそれらは避けることができます。
大切なのは、事前に危険を察知することです。

今回は、セーフティドライブの基本となる「危険察知ポイント」をご紹介します。

【POINT 1】クルマのミラーを活用して後方を確認しよう

クルマには直接目で確認できない範囲があります。特に後方は直視確認が難しいため、クルマに取りつけられたミラーを活用して、状況確認するのが危険察知の第一歩となります。
定期的にミラーを確認することで、周囲の情報がグンと増え、精神的な余裕も生まれます。

ミラーで見える範囲

【1】ルームミラー

後続車の状況を定期的に把握すると大きな安心感が生まれます。リアウインドウ越しの確認となるので、後進時は特に注意が必要です。

【2】ドアミラー

車線変更時などに左右の後方確認ができますが、自転車やバイクなどがミラーの死角に入ることもあるので、常に何かあると意識することが重要です。

【POINT 2】道路に潜む“危険”を知ろう

幹線道路に潜む危険

一見、スムーズに流れているように見える幹線道路にもさまざまな危険が潜んでいます。
なにかがいるかも、出てくるかもという、「かもしれない運転」を心がけ、クルマ以外の動きにも注意して走行しましょう。

すり抜けをするバイク

交通の流れを無視して、車列の間をすり抜けて現れるバイクや自転車の動きは要注意です。クルマのかげから突然出てくることもあります。

駐車車両脇からの発進車

すべてのクルマが後方確認をしているわけではありません。逆に自分が発進する場合は、ミラーを活用し、必要に応じて直接目視しましょう。

歩行者の横断

渋滞や信号待ちの列の間から、歩行者が横断してくることはよくあります。飛び出しに近いときもあり、いる“かもしれない運転”を心がけましょう。

路地に潜む危険

狭い路地での運転は、さらなる注意が必要です。特に信号のない交差点はお互いにゆずられたつもりになってしまうなど危険度が高いので、通行優先順位を把握することがポイントになります。

【Q】画面の場合、走行する優先順位は?

信号のない路地の交差点で、クルマAは直進、
Bは左折、Cは右折しようとしています。通行できる順番はどのようになるでしょうか?

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