シートアレンジ(シートの調整)は、安全に運転したり、車内で快適にすごすための重要なポイントです。 車内で休憩したり、荷物をたくさん積みたいときにも上手くアレンジできれば、自在にスペースが変化して、効率よく利用することができます。 今回は、ちょっとした工夫で車内空間を最大限活用できるシートアレンジ術をご紹介します!
シート自体の動きは、シートバック(背もたれ)を倒すのと、シート全体を前後にスライドさせるというのが、基本操作です。 この基本操作とさまざな機能を組み合わせることで、自由自在なシートのアレンジが可能になります。
シート横のレバーを引くとシートバックを倒すことができます。 またシート下部にあるレバーを引いた状態にすると、シート全体を前後にスライドさせることができます。
※一部の車種に搭載されている「電動パワーシート」なら、シートの角度や位置を無段階に調整でき、より自在なアレンジが可能です。
ヘッドレストは下部にあるステーのボタンを押すと上下に動き、ボタンを押したままさらに引っ張るとステーごと取り外すことができます。
ヘッドレストを外すと、後部座席と組み合わせたフラットなスペースを作ることが可能です。
ミニバンやコンパクトカーだけでなく、一部のセダンでも後席シートを倒すことができます。 車種によっては前に倒すことも可能で、長い荷物がつめるフラットなスペースを確保できます。
2列目のシートスライド機能で、乗降性のしやすい状態に。
座面を跳ね上げてよりコンパクトにシートをたためる「チップアップ」。
シートをたたみ、さらに左右に跳ね上げて固定して広大にスペースを確保できます。
休憩スペースとして活用したり、たくさんの荷物を積みたいというときに、シートをどう動かすかは重要なポイントになってきます。最近の車種では、多彩なシートアレンジを誇るものも多く、より楽しいカーライフをアシストしてくれます。
後席をベースにして、前席をフラットにしてつなげることで、リラックススペースが出現します。ドライブ先での休憩や仮眠など、ゆったりとくつろぐことができます。もちろん走行中の使用は厳禁です。
後席でもシートバックがリクライニングする車種は多くあります。
ヘッドレストを外して、前後のシートをつなげるようにシートバックを倒すとフラットになります。
買い物で大量の荷物を積みたいということはよくあります。そんなときは前後のシートを倒したり、前方にスライドすれば、(ミニバンなど一部車種ではたたむことも可能)通常の状態よりもたくさんの荷物を積むことができます。
助手席も前後どちらかにたたむことで、長い物を積むことができるようになります。
シート自体がスライドをする場合は、できるだけ前にスライドさせておくとスペースが広がります。
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