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運転する人もしない人も実践できる 車酔い防止のコツ
※2009年4月取材の情報に基づきます。
車酔い防止の3つのポイント

仲間や家族でドライブするのは楽しいですよね。
でも車酔いしてしまってはせっかくのドライブも台なし。ここでは、ちょっとした気配りで、つらい車酔いを軽減するコツをご紹介します。

【ミニコラム】車酔いの仕組み
人間は耳の奥にある三半規管中にあるリンパ液が体の傾きを察知して脳に信号を送り身体のバランスを保っています。クルマなどに乗っている場合、絶えずリンパ液が揺さぶられる状態にある上、「自分はじっとしている」のに「景色がどんどん変わる」という感覚のズレも加わります。個人差がありますが、その結果体が変調をきたし乗り物酔いがおきてしまうのです。
※参考出典:日本自動車連盟(ジャフ)
 「ドライブ・ワンポイントアドバイス」
 http://www.jaf.or.jp/dguide/advice/plan5/index.htm
車内の空気がよどんでいたりすると、車酔いしやすくなります。クルマに乗り込んだらまず窓を開けてフレッシュな空気を取り入れるようにします。また走行中にも定期的に空気を入れ替えるようにして、車内環境を整えましょう。
車内の空気をリフレッシュ
エアコンはできるだけ、外気導入にします。ただし排気ガスが多い状況では逆効果になりますので、内気循環に切り替えるようにしましょう。
ペダルはふんわりと 不用意な揺れは酔いの原因になるので、スムーズな運転を心がけるようにしましょう。発進&停止時はペダルをゆっくりと踏むようにして、ハンドルもゆっくりと切るようにします。滑らかな操作が基本です。
道路全体の流れに余裕をもって対応できるようにするため車間距離は十分に確保しましょう。
【?】ドライバーはなぜ酔わない?
ドライバーはなぜ車酔いしにくいのでしょうか?それはクルマがどのように動くのかを把握できるからです。逆に同乗者がクルマに酔いやすいのは、クルマの動きに対して予測が付かないからとも言えます。まずシートにしっかりと座り、車外の風景を見ることで、クルマがどういうところを走り、どういった動きをしているのかを意識するようにすると車酔いしにくくなります。
酔わないためには・・・
視線を変えよう
車外を見る場合、近くを見ていると風景の移り変わりが早く、三半規管が混乱してしまいがちです。意識して遠くを見るようにしましょう。
遠心力を意識する
カーブが連続する場所は要注意。どちらに曲がるかを見て遠心力に逆らうようにして体を常に真っ直ぐになるように心がけると、酔いにくくなります。またシートにしっかりと深く座るようにしましょう。