強くて美しくて、天然。
日本の伝統的塗料といえば漆(うるし)。伝統工芸品に使われているイメージがありますが、実は日本でクルマが造られるようになった初期には、車用の塗料として使われていました。艶があって美しいことはもちろん、表面の保護、サビ止め、防腐・抗菌作用など塗装材料として優れた特徴を持っています。そして天然素材ですからもちろんエコです。一度は姿を消していましたが最近、漆塗り自動車を復活させた事例もあります。11月13日は「漆の日」。鎌倉や京都などを漆塗り自動車でドライブ、なんて風流ですね。