進化するレーシンググローブ。
10月29日は「10(て)」「2(ぶ)」「9(く)」ろの語呂合わせで「手袋の日」。国内外で行われる主要なモータースポーツ大会では、火災によるやけどを防ぐために、一定の基準をクリアしたレーシンググローブの着用を義務づけています。国際自動車連盟が定める「FIA基準8856-2000」によれば、滑り止めに張り付ける、燃えやすい天然革の面積は手のひら側全体の30%未満と定められているそうです。難燃性を維持したままステアリングの操作性を確保するため、レーシンググローブもまた日々研究開発が進められています。