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【ポイントをおさえて安全に】タイヤ交換いざという時にあわてずできますか?
監 修:モータージャーナリスト 菰田 潔
※2008年8月取材の情報に基づきます。
※紹介する方法は一例です。おクルマの取扱説明書に従って、その場の状況に合わせた適切な方法で対処してください。
突然のパンク!正しく対処できますか?

走行中の突然のパンクは、走りが不安定になるため、ベテランドライバーでも対処に困ることが…。でもたいていのクルマは「スペアタイヤ」を搭載しているので、交換さえできれば、また走ることができます。タイヤ交換の手順をきっちりとおさえて、突然のトラブルに対応しましょう。

自分でできるタイヤ交換
平らで安全な場所で!

タイヤ交換の作業は、ジャッキで車体を持ち上げるので、できるだけ平らな場所を選んでクルマを停めるのが鉄則です。一般道路ならスペースに余裕のある路肩。高速道路は緊急路側帯などに入れられるとより安全です。

※やわらかい地面の上では行わないでください。ジャッキが倒れ、事故につながるおそれがあります。

高速道路でトラブルが…
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雪道でチェーンを装着するなら
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速やかに路肩に寄せて、ハザードを点滅。さらに三角表示板を後方に置くことで後続車に存在をアピールします。
スペアタイヤ&ジャッキが入っている場所を知っていますか?
いざという時あわてないためにも、事前に確認しておきましょう!
スペアタイヤ

スペアタイヤの搭載箇所は車種によって異なりますが、多くはラゲッジの床下にあります。

ジャッキ

ジャッキは、本体とアーム、ナットをゆるめるレンチがセットになってスペアタイヤの近くにあります。

※ないクルマもあります
『キューブ 14s』など一部の車種にはスペアタイヤの代わりにパンク修理剤が積まれていて、これで対処するクルマもあります。
<ポイントをおさえて安全&確実に>タイヤ交換に挑戦してみよう!
簡単なタイヤ交換も、はじめてなら手順を迷いがちです。いざというときにあわてず安全かつスピーディに交換するためにも、事前に一度しっかりと確認しておきましょう。 ※実際の作業は取扱説明書にしたがって行ってください。
【1】ジャッキアップポイントにジャッキを当てる

ボディを上げるため、まずはジャッキをセットします。ボディ下の凹んでいる部分にジャッキをしっかりと当てます。ジャッキをかける位置と対角線の位置にあるタイヤに輪止めをします。

輪止めの使い方
【2】ホイールナットを軽くゆるめておく
ボディを上げる前に、ホイールナットを軽くゆるめておきます。
この段階では、外してしまう必要はありません。
【3】ジャッキアップする
アームを回して、タイヤの下側が地面から浮き上がるまでボディを上げます。リズミカルに回すのがコツです。
【4】タイヤを外してスペアタイヤと交換
ナットを完全にゆるめてタイヤを交換。外したタイヤはボディの下へ。万一、ジャッキが倒れても被害を抑えることができます。
【5】ホイールナットを締め込む
ここからは外す行程と逆に行います。ホイールナットを装着して、レンチを使って軽く締め込んでおきます。
【6】ジャッキを下げて本締めして完了
ジャッキを完全に下ろし、ナットに力をかけて本締めをして完了です。しばらく走ったら、ナットがゆるんでいないかを確認しましょう。
【ワンポイント】 ちょっとしたコツでさらに簡単にタイヤ交換ができます。
足を使う

ナットが硬くてゆるまない場合は、足でレンチを使うと外しやすくなります。ただし、ネジ山を痛めるので締める時は足では行わないように。

タイヤの持ち上げ方

スペアタイヤを持ち上げる時は、力任せではなくひざの上に腕を乗せてテコのようにするとスムーズに上げられます。

締める順番

ナットを締める時も要注意!上の写真のように星を描くように、対角線上にあるナットを少しずつ締めていくとゆがまずに均等にホイールが固定できます。

トラブルを予防する日常のチェックポイント
どんなクルマでも、ボディを支えているのは4本のタイヤだけ。安全で快適なドライブのためには、タイヤを良好な状態に保つことがとても重要です。溝の状態や空気圧のチェックなど、日常的に点検を行なって、トラブルを未然に防ぎましょう。
【POINT 1】燃費のためにも定期的な空気圧チェックを!

タイヤの空気は自然に減っていきます。月に1度は空気圧を点検して、足りないなら補充しましょう。指定空気圧は運転席のドア部分にある表記で確認できます。

燃費が気になるなら…
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【POINT 3】ローテーションでタイヤ長持ち
注:ただし、回転方向が指定されているタイヤは前後の入れ替えのみ。 4本のタイヤは均等に減るわけではありません。できるだけ均等に減り、最後までしっかりと使い切れるよう、定期的タイヤローテーション(タイヤの入れ替え)を行ないましょう。
【POINT 2】クギなどが刺さっていないか確認
定期的にタイヤの表面を点検し、石が溝に挟まっていたり、釘が表面に刺さっていないかチェックしましょう。
【POINT 4】タイヤの寿命はここで見る
溝がなくなるまで使えるわけではありません。
溝の中にある一段高くなった部分が表面に出たら寿命です。