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燃費にもやさしい山道のスムーズな走り方
監 修:モータージャーナリスト 菰田 潔
※2008年7月取材の情報に基づきます。
ワインディングの多い山道を快適に走るには?

景色を楽しみながら、山道を運転…、ドライブの醍醐味のひとつですよね。いつもの道と環境が異なるだけに、うまく走れないのでは?と思うかもしれませんが、ちょっとしたポイントをおさえて、安全で気持ちいいドライブを楽しみましょう!

【STEP 1】下り坂をスムーズに走行できる基本テクニック
【POINT 1】「下りはエンジンブレーキで走行」が基本

長い坂を下るとき、ブレーキを踏み続けているとブレーキが過熱して、効きが悪くなったり、最悪、効かなくなってしまうことも。アクセルを戻してエンジンの回転抵抗を利用した「エンジンブレーキ」を使って走りながら、スピードが増してきたときだけブレーキを踏むと、ブレーキも冷却できて安心して下ることができます。

【CHECK】AT車は「D」のままで
セレクトレバーをDに
【POINT 2】燃費にやさしい「フューエルカット」を

じつは下り坂は燃費にやさしいって知っていましたか?
アクセルを戻してエンジンブレーキのみで走行すると、エンジンの回転数が高くても<<ガソリンは一滴も使わない>>「フューエルカット」という仕組みが働きます。とくに下り坂では惰性だけで走ることができるので、ガソリンを節約できます。エンジンブレーキをうまく使った、節約ドライブを心がけましょう。

エコドライブのノウハウなら…
「今日からはじめる燃費向上術」
「瞬間燃費計」ならフューエルカットの状態も一目瞭然。この状態が通常走行
アクセルを戻すと瞬間燃費表示は向上(写真では30Km/l)し、ガソリンをまったく使っていない状態に
クルマを寄せてよける
【POINT 3】後方をよく確認しながら走行する

信号などで止まることが少ないだけに、後続車の接近に気づかないことがあります。ミラーを使って後方にも目配りするだけで安心感はグンと増すもの。また、ペースが違う場合は、安全な場所で譲るのも山道をスマートに走るマナーです。

ミラーの合わせ方なら…
「運転ポジションとシートベルト」
【POINT 4】予想以上のスピードで接近する対向車に注意!
反対側にある駐車場に入ったり、他車を追い越したりするとき、対向車が来ているかどうか確認するのは大切です。
このとき気を付けるのが対向車のスピード。周囲に対象物が少ないため、実際よりも遅く感じがちです。普段より、判断に余裕を持たせましょう。
【STEP 2】カーブの曲がり方
連続したカーブを安全かつスムーズに走り抜けよう

カーブをスムーズに走り抜けるのは、山道ならではの気持ちよさです。もちろんスムーズだけでなく、安全にコーナーを抜けるのも大切。安全な山道ドライブのコツは“コーナーにあり”です。

【POINT 1】先が見通しやすい右カーブ
右側には反対車線があるため、カーブの奥まで見通しやすく、対向車も早めに発見することができます。しっかりとブレーキを踏んで十分に減速してから、一定スピードでクリアします。
【CHECK】走行ラインに注意!
すれ違いで思いの外、接近しているときや、外側に飛び出そうなときに冷やっとしがち。路面のラインを基準に余裕を持たせるようにしましょう。
抜けた先も見通しやすいため、早めにアクセルを踏んで加速に移りやすいのが右カーブ。登り坂は少しアクセルペダルを踏みますが、下りでは惰性で走ることもあります。
【POINT 2】左カーブは対向車を意識して走る
切り通しになっているとき以外はとにかく見通しが悪いのが左カーブ。対向車が来ても発見は遅くなるため、来ているものとして意識して走ると、安心感は高まります。落石や停止車両がいても止まれるスピードまで落とすことが安全につながります。
手前でしっかり減速。カーブのなかでは一定スピードで走るのは変わりませんが、カーブの先がすべて見通せるようになるまで、加速を控えめに。ラインも内側寄りにしましょう。