風の無い秋晴れの清々しい朝。
映画を観に行く前に少し寄りたいところがあるんだけど…いい?
助手席に乗っていたら、突然下を向いてと言います。
なんで?なんて聞いても、いいから、お願い(笑)と。
何処かに停車したなぁなんて思っていたら、
もう顔上げていいよと。
顔を上げるとそこには澄んだ真っ青な空、適度に浮かぶ白い雲、更にメインである大~きな富士山と、湖にくっきりと浮かぶ逆さ富士が…!
これを見せたかったんだー。
色々条件が合わないと見られないんだよ?
今日は見れそうな気がしてたの。
よかったぁ、と少し誇らしげに嬉しそうな彼女の笑顔が忘れられない。