突然兄から「今度の休みに家族そろって梅を見にドライブに行こう」と言われ驚いていると、「お前の誕生日じゃないか」と言われました。日頃、一つ屋根の下に住んでいながら兄は仕事が忙しく、日々帰宅も遅く休日も返上で、ほとんど顔を合わす事さえない状態でした。そんな兄が私の誕生日を覚えていてくれただけでも本当に嬉しかったです。梅林までの移動時間はあっと言う間でしたが、一緒に車内で過ごした久しぶりの楽しい家族の時間と車内から見た咲き誇る梅の花の思い出が私にとって一生忘れることのない大切な宝物となり、この出来事から今まで気にも留めていなかった梅の花が大好きになりました。