一年に一度の両親からいただいた大切な日。子どもが大きくなるにしたがって、自分のことは頭から離れてそっちのけ。自分の命よりも大切な子ども。その子どもの部活遠征に指導者として付き添った。
遠征が終わり、疲れ果てた子どもとようやく自宅へと帰宅。早く風呂に入って、早くご飯を食べて、早く寝ようと心に決めていた矢先、冷蔵庫から取り出された小さな箱が妻の上に...
中には『お父さん おめでとう』と描かれたプレートと『いつも ありがとう』の言葉が...
頭の中を回転させると、やっと意味が分かった。
私が感謝しなければならないのに逆に感謝され、感極まった特別な日であった。