シチュエーション別レポート ~こういう状況でどんな会話をしましょうか~

REPORT 1

親戚一家を送って空港まで!

ドライブトーク講座

こちらの地元に遊びに来た親戚一家。そんなに顔を会わせる時間も無かったし、今日帰るなんて聞いたから、うっかり言っちゃったんですよね「じゃあ、空港まで送るよ」なんて。
嫌いじゃないんだけど、親しくなくて、固い空気になりそうなことは確実。そりゃあ せっかくなんだから、楽しく帰ってほしい気持ちはあります。さらに言っちゃえば、こっちにも「頼りがいのあるお兄ちゃんね」とか思われたい、そんなスケベゴコロもありますよ、ええありますとも。
さあ、空港までの1時間のドライブ、どんな会話をしたらいいだろう……。

研究室からのコメント
このCASEで一緒にドライブするのは親戚、つまりは「あまり親しくない一団」です。アウェイ状態に置かれているといっていいこの状況で、盛り上がるコツはあるのでしょうか?ポイントは「アイスピック」なのです。

研究報告

ドライブトーク研究室ニッサン分室

緊張状態を打破するアイス・ブレイキング

親戚付き合いって、難しいですよね。普段から交流があればまだしも、それほど親しくない場合は、お互いに遠慮し合って、最終的にはぎこちなくなってしまったり。今回のCASEもまさにそうです。でも、「旅行を楽しく終えてほしい」という、そんな優しい気持ちを無駄にしないように、いいトークを考えてみましょう。あ、スケベ心に関しては不問です(笑)。

まず、車内に充満しているぎこちない空気を何とかしなくてはいけません。交流の少ない同士ですから、自分自身も緊張しているし相手も緊張している。こういう「見えない緊張状態」を、心理学の世界ではアイスといい、その緊張をほぐして自然な状態にもっていくことをアイス・ブレイキングといいます。凍り付いたかのような空気を、パキーンと割っちゃうということですね。

もしも一発必笑のギャグをお持ちだとしても、今回は使用を見送りましょう。自分に対して期待値が高いと、いいタイミングが計れませんし、不自然な言葉は不自然なリアクションしか生み出しません。目的地は「自然な雰囲気」なのですから、ちょっと危険ですよね。ですから、氷を打ち砕くアイスピックのようなひと言は、一発ギャグ的な破壊力重視ではなく、そのアイスピックを打ち込む場所を見極めることこそが重要です。

アイスピックになるのは子供

ではどんな場所がいいのか。それは、全員の共通となる「ツボになる箇所」です。このCASEで我々がお勧めしたいのは、子供です。基本的に子供は、注目されると喜びますし、一生懸命返事をしようとしてくれます。その返事を拾って、全員がツッコミを入れられます。その子供自身が、みんなの共通の話題となってくれるのです。ただ、子供が常にいじりやすいリアクションをしてくれるとも限りません。ですから、軽く調子に乗せてみましょう。

子供に質問をするにしても、漠然と「最近学校で何が流行ってるの?」なんて聞いちゃいけません。いきなりトレーディングカードゲームの最強デッキについて語られても困りますし、話が広がりません。もし質問をするなら、少しだけ調子に乗らせるような質問にしましょう。たとえば「さっき、おばあちゃんのカバンを持ってあげてたねえ」なんて軽く褒め要素を入れつつ話しかければ、生意気にも「年寄りに重いもの持たせちゃ可哀想でしょ?」なんて返ってくるかもしれません。そこにお母さんがツッコミを入れたり、おばあちゃんがフォローを入れたり、なんてことが始まればこっちのもの。車内の空気は一気に自然な感じへと変わっていきます。そこでさらに「でも、これからの男にはそういう優しさって大事ですよね、おじさん」なんてかぶせたりして、もうひと回しふた回し。
質問(褒める)→調子に乗る →みんなでツッコむ この循環で、アイス・ブレイキングは完了します。

ただし、その場の状況から離れすぎない、ということを注意点として覚えておいてください。みんなが考えもしなかった、突飛な質問などをしても、場は盛り上がりません。すでに頭の中でアクティブになっている共通の話題、共通の感情を使うようにしましょう。

盛り上がる仕組みは合コンにも応用できる!

アイス状態だと困るシチュエーションとしては、合コンなんかも同じですよね。一刻も早く柔らかい空気にならないと、焦った誰かが暴走したり、自慢話の好きなヤツがしゃしゃり出たりして、台無しになることだって考えられますから。そこで、アイス・ブレイキングを応用しましょう。この場合、みんなの共通項になるような子供は存在しませんから、ターゲットにするのはツッコミやすい人です。 

いかにもツッコミやすいキャラの人がいれば、それに越したことはありません。持ち上げたりたたき落としたり、自在に料理しておけばいいでしょう。ツッコまれ役がアクティブであれば、全員が話題に参加できます。そう、誰かをアクティブにすることで、みんながアクティブになる、それが'盛り上がる仕組みなのです。

ということで、CASE1はこれにて終了です。その場にいない人を話題にするという、認知的不協和理論を利用したABXモデル、なんていうお話もしたかったのですが、それは後々のCASEに回したいと思います。また、紹介した内容を参考にしてもトークが弾まない場合があります。おじいちゃんから真顔で「いじるな!」って言われることだって考えられます。当方では責任を負いかねますので、くれぐれも、ご自分の判断によってご活用ください。はい、いわゆる免責事項のご案内です。

ではではみなさん、仕組みを理解して、楽しいドライブトークに応用してみてください。

テキスト/ドライブトーク研究室(クラッチ渡辺研究員)
監修/神奈川大学教授・臨床心理士 杉山 崇

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ドライブトーク
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無料
対応OS:
Android(TM)アプリ
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